詩の投稿掲示板 [山河爽風] 6頁
運動会

[トップに戻る] 過去ログ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]


[1266] 無題 投稿者: 投稿日:2005/06/07(Tue) 21:57  

シジフォスの神話を
生き続けている
人の宿命を
怨んでも
なにに
なろうか
目を逸らし
たからといって
なにが変わろうか
永劫回帰の生は変わろうか


[1265] おぼろ夢 投稿者:月下 葵 投稿日:2005/06/06(Mon) 22:39  


森の住人に招待されたけど
一度迷ったら戻ってはこれない

幾重にも風鈴鳴り響いて
天井より斜に射す光
薄いベールの向こう
背を向けている人あり
誰でありましょうか
声をかけようとした途端
視界は夜の浜辺…
暗闇の中に波の音だけ
足の指にからみつく海藻
遠くに打ち上げ花火
背後に誰かがいるけど
振り向かない

防人は古に足跡を残す
灯りが消えたら戻ってはこれない


http://www.zailink.com


[1264] 投稿者: 投稿日:2005/06/05(Sun) 17:34  

実に
退屈だった
ただひたすら
耐えてきた

ただ
義務的に
ただ
事務的に

夢とか
挫折だとか
関係なく
歩いてきた

どこから
来たたとか
どこへ
行くとか

生きる
意味とか
生きる
目的とか

そんなこと
考えても
分かる訳なく
仕様がない

ただ
それだけで
ただ
そのままで

生きて
きて
生きて
行く





[1263] すっきり 投稿者:あや子 投稿日:2005/06/05(Sun) 12:40  



泥沼にはまった足を
水で洗い流すように
生きていって
生きていってみたい


正しさだけじゃ
幸せになれないのは
ふたつの目とふたつの耳しか
持つことが出来ないせい


置き去りにされた日々
問いと答えの檻
出口も入り口も
終わりも始まりも


結局は
そういうことじゃなくて



何も考えないことに
してみた日曜日の朝
何度も顔を洗ったら
すこしだけすっきりした

http://www.geocities.jp/ftr220/ayako/


[1262] 投稿者: 投稿日:2005/06/04(Sat) 14:33  

恐ろしく
退屈だった
ただひたすら
堪えてきた

何の意味もなく
何の目的もなく
ただひたすら
生きるだけ

夢とか
期待とか
挫折とか
絶望とか

そんなもん
ある分けない
ただひたすら
義務的に

生きることは
同じことの
繰り返し
ただそれだけ

http://blog11.fc2.com/nomusan/


[1261] そして、再び 投稿者:Mi'z 投稿日:2005/05/28(Sat) 14:36  

いろんなことが
してみたくなった
いろんなことが
できるはずだった

でも何か1つ
テーマみたいな物を
決めて
走り出すと
いつしかイメージが付いて

にっちもさっちも
いかなくなることもある

だから...

しきり直し
でもいままであったものも
それはそれで
大事な物だから

捨てるのではなく
ほんの少しだけ
形を変えて

そして、再び

http://www.mizz.me.uk


[1260] あたたかな海原 投稿者:あや子 投稿日:2005/05/24(Tue) 10:18  



眼をとじれば
あたたかな海原


絶望のイルカと
飛び魚の涙


さまざまな矛盾をも
ぐらりと呑みこみながら


ざぶーんざぶーん
ざぶーん ざぶーんと


煌いていくばかりな
生命のながれ

http://www.geocities.jp/ftr220/ayako/


[1259] 一歩 投稿者:月下 葵 投稿日:2005/05/04(Wed) 01:51  

すこし つかれちゃったんでしょ?

すこし ねむろうか



あなたは いつも

誰かが見守ってくれているの

知らないでしょ?



いるんだよ

そんなやさしい人が・・・

どこかにね



すこし ねむったら

また すこし

歩けばいいのさ



そう すこしづつね



http://www.zailink.com


[1258] 終わり 投稿者:風月 投稿日:2005/04/23(Sat) 21:05  

泣かないで
叩きつける雨のように
流れる貴方の涙

最後の別れ告げて
言葉がグルグル回る

容赦なく罵声浴びせられ
貴方の涙
拭えませんでした

貴方が去った
何もかもが無になり
震えが止らない

貴方の後ろ姿
小さく消えて
もう
追うこともないのだから


[1257] 花のように 投稿者:風月 投稿日:2005/04/23(Sat) 20:53  

罪深く美しく夜の月明かり照らされて
儚く散り急ぐ花弁
夢うつつ
窓に反射した月の光は弱く光る
君の身体
蒼く滑るような曲線を描くように
夜に落ちて
終わりの無い闇

誰の腕に包まれ
誰を忘れるの?
その背中にたてる爪跡

言葉のごまかし
空に舞い
ウソがコトゴトクバレテ

誰かに抱かれて
一時の夢に溺れ
息が出来なくてもう大変

包み込むように
どこかに隠れる事ができるなら
静かに散る花のように眠りにつきたい
誰かを想い
貴方を想い



[トップに戻る] 過去ログ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]

処理 記事No 暗証キー
- LightBoard -